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乳がんの体験談 サバイバーから学ぶ不安を乗り越える方法

乳がん情報サイトBC&Meでは、乳がんと診断されてから、治療、そしてその後の日常生活までをサポートする情報を発信しています。

乳がんと診断された時、ほとんどの方が乳がんに関する知識が無く、とてつもない不安に襲われますが、そんな時チカラになるのが、自分の少し先を行く素敵な先輩乳がんサバイバーの姿です。

乳がん情報サイトBC&Meでは、「乳がんと私」と題して、乳がんと共に生きる素敵な女性を紹介しています。

がんというと闘病のイメージが大きいかと思いますが、乳がんにおいては治療が落ち着いて日常を取り戻している方、診断前よりも生き生きとした人生を送っている方がたくさんいらっしゃいます。

当サイトではこうした素敵な女性をたくさん紹介することによって、これまでの乳がんのイメージを変えていき、乳がんと診断された方が必要以上に不安に陥らない社会を目指して情報を発信しています。

このページでは素敵なサバイバーの皆さんの体験談をまとめてご紹介します。あなたの明日に希望を与える素敵な体験談をぜひ見つけてください。

Contents

乳がん体験談 「乳がんとわたし」

*記事内の年齢は診断時の年齢を表示しています。体験談の内容はインタビュー当時のもので、現在とは治療内容が変わっている場合もあります。またこの体験談は個人の体験に基づくものであり、具体的な効果効能を保証するものではありません。

乳がんを乗り越えるための7つの心構え

まず最初にご紹介するのがまにゃさん(50歳)です。

まにゃさんは2014年に50歳で乳がんと告知され、左乳房全摘同時再建でエキスパンダーを挿入し、その後インプラントで乳房再建と乳頭乳輪再建を行います。分子標的薬(ハーセプチン)と抗がん剤(ドセタキセル、FEC)治療後には、ホルモン治療を行っています。

抗がん剤では脱毛をはじめとするさまざまな副作用が出現しましたが、持ち前の明るさと卓越した情報収集能力を駆使し乗り越えられました。

またネット上のコミュニティや患者会にも積極的に参加され、ネット・リアルを含めるとこれまで200名以上の乳がん患者の方と交流を持っています。仕事にも前と同じペースで復帰しています。

まにゃさんからは、乳がんと診断されたばかりの方に向けて「乳がんを乗り越えるための7つの心構え」についてお話を伺っています。

乳房再建とは前向きに生きること

とてもやわらかい女性らしい印象のmiさん(50歳)。突然の乳がん告知から、納得のいく治療を求めて三重から東京に上京、また乳房再建についても各地の講演会を周り、精力的に勉強されるなど、見た目の印象とは異なる、活動的なお話がたくさんでてきます。

miさんにとって乳房再建とは前向きに生きること。乳房再建を選択し実際に再建手術を行う過程で、どんどん気持ちが変わっていく様子がわかります。今現在乳房再建に悩まれている方にはぜひ読んでいただきたい体験談です。

また、信頼する先生に出会うことで再発・転移の不安が無くなったと話すmiさん。がんになったことで友人が増え、行動範囲が広がるなど、生き方が変わります。

自分ががんになって、がんになってもその先があることがわかった、たくさんの方から勇気をもらったから、これからは勇気を与える側になりたいとお話していただきました。

乳がんで失ったものは何もないことに気づいた

cocoさん(40歳)は普段から仕事を精力的にこなし、趣味のダンスや旅行を愉しむなどとてもアクティブな女性です。

仕事と治療をうまく両立し忙しい毎日を過ごしていましたが、治療が落ち着くと、漠然とした不安が湧き上がってきました。このとき先輩乳がんサバイバーからかけられた言葉が、cocoさんの気持ちを楽にさせてくれます。

乳がんになったことを、「こういう人生もいいな」と受け入れているcocoさん。彼氏や友達との素敵なエピソードも話していただいています。

どうしてもネットにはネガティブな情報が目立ちますが、実際には乳がん治療を終えて元気に日常に暮らしている方もたくさんいらっしゃいます。cocoさんが考えるネット上の情報との付き合い方もぜひ参考になさってください。

乳がんで広がった新しい世界

最後にご紹介するのがよちさん(41歳)です。突然の乳がん告知から、不安な気持ちを乗り越え、周りに感謝しながら前向きに生きることができるようになるまでのストーリーです。

「がん=辛い闘病生活、そして死」というイメージしかなかったよちさんは、これからの闘病生活に向け退職を考えました。 このとき責任者の方からの言葉は、よちさんに前向きに治療に取り組む勇気を与えるものでした。

抗がん剤、全摘手術を経て、ホルモン治療を行います。抗がん剤の副作用が落ち着くと体も楽になり、手術後は普通の生活に戻ります。仕事にも約7ヶ月で復職しました。

抗がん剤の副作用では、ほてり、倦怠感、頭痛、関節痛、筋肉痛、腹痛、乾燥肌、味覚症状、じんましん、脱毛といった症状がでましたが、アロマテラピーを上手に使い乗り越えられています。

脱毛期間はウィッグを楽しみ、なんとウィッグのパンフレットにモデルとして登場します。

乳がんになって悲しいことも辛いことも苦しいこともたくさん経験したけれど、逆に普段できないことを経験できたことは、キャンサーギフトだと語るよちさん。

最後に「もちろん再発の不安はあります。でも、不安を抱えて毎日を過ごすより、楽しいことを考えて過ごす方が絶対いい。」とお話していただきました。

乳がんになってからの不安を乗り越える

最後にcocoさんのインタビューから一部ご紹介します。

いままで治療で忙しくしていたのが、治療が一段落すると急に虚無感を感じるように。cocoさんはそのときある団体で乳がんサバイバーの方に相談してみることにしました。

あるがん患者支援をしているNPO団体で、がんサバイバーの方と1対1で相談できる機会があったんです。そこでそのときの漠然とした不安を話してみました。私の話を聞いた彼女から「失ったものなんて何もないじゃない、悩むことなんてないわよ」って言われて。 考えてみれば、乳がんになって彼氏と別れたわけでもないし、仕事を失ったわけでもない。(中略)それで、あー本当に私は乳がんになって失ったものはなにも無いんだな、ということに気づいて、それからは悩むことを止めました。 


自分が不安に思っていることはなんなのか、一つずつ小さいピースにしていく作業は大切です。 そうすることで漠然としていた「不安」というものが形をおびてきます。

そして自分が抱えていた不安は、実はそんなに悩むことはでないのかもしれない、という気づきが得られる場合もあります。

もしいま不安を抱えているならば、不安との向き合い方の参考にしてみてください。

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