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【抗がん剤の副作用】爪が黒く変色・爪が割れる 防ぐためのケア方法と便利なアイテム

乳がん情報サイトBC&Meでは、乳がんと診断されてから、治療、そしてその後の日常生活までをサポートする情報を発信しています。

抗がん剤の副作用で爪に現れるものとして、黒く変色する、爪が割れる、爪が薄くなるなどがあります。また肌も乾燥しやすくなります。

ここではこれらの症状が現れる理由と予防法、またなってしまってからのケア方法についてご紹介します。

爪や肌にでる症状には、早めの対策、小まめなケアが大切です!おすすめのアイテムもご紹介します。

Contents

抗がん剤の副作用 爪に現れる症状

抗がん剤で副作用が起きる理由

がん細胞には、細胞が異常に分裂して増殖する性質がありますが、抗がん剤は分裂スピードが速い正常な細胞もがん細胞と誤って認識し攻撃してしまいます。

そのため、分裂スピードの速い、頭皮にある毛母細胞、生殖細胞、爪、粘膜、舌、骨髄などで副作用が起こります。

爪にでる副作用症状

抗がん剤の副作用には個人差が大きく、どの症状がどの程度、どの期間発症するか予測するのは難しいのですが、意外に辛いのがに現れる症状です。

爪の場合は、爪の付け根にある爪母細胞の分裂スピードが速いため、この部分が抗がん剤の影響をうけ副作用が起こります。

抗がん剤により爪の細胞分裂や増殖が損なわれるため、爪が黒く変色したり、薄く脆くなったり、割れてしまうなどの症状が現れてしまうのです。またこれらがきっかけで炎症が起き、痛みを伴うこともあります。

指先はよく使うので、そこに痛みが出ると、日常生活に支障がでます。足の爪に症状が出た場合は歩くたびに痛みがでてしまうことも。

また手の爪は視界に入りやすいので、白く浮いていたり黒ずんだりすると、とても気分が滅入ります。

このように爪に症状がでると、日常生活に大きく影響します。早めの予防・小まめなケアを心掛けましょう。

タキサン系の抗がん剤は要注意

パクリタキセル、ドセタキセルなどのタキサン系の抗がん剤では、強い痛みを伴って爪がオレンジ色に変色し、ひどい場合は爪がはがれてしまうなどの重い症状がでる方が2~3割いると報告されています。気になる場合は、事前に医師に相談してみましょう。

いつ頃からでる? いつになったらもと通りになる?

爪にこれらの症状が現れ始まるのは、抗がん剤の投与が始まってから数か月後です。これらの症状は指の爪で半年足の爪では1年ほどで元通りに再生します。

爪への副作用対策

副作用対策① 冷やす

タキサン系の抗がん剤を使用し、爪がオレンジ色に変色するなど重症化の初期症状が出た方用にアイスグローブやアイスブーツを用意している医療機関も増えています。抗がん剤投与中にアイスグローブで指先を冷やして血行を悪くすることで、細胞の分裂スピードを遅くし、抗がん剤を末端まで届かせないことが目的です。

タキサン系以外の抗がん剤でも、予防の意味で厚めのビニール袋や保冷袋に氷や保冷剤を入れたお手製のアイスグローブを持参する方もいらっしゃいます。病院にこうしたものの持ち込みが可能か事前に確認してみましょう。

副作用対策② 保湿

そもそも爪は乾燥すると割れたり、縦に線が入りやすくなります。乾燥を防ぐためにいつもよりも念入りに保湿に努めましょう。

これぐらい念入りに!
  • 水仕事の時はクリームを塗ってから布製の手袋をはめ、さらにビニールの手袋を重ねる
  • 水を触る度にクリームやネイルオイルを塗る
  • 夜寝る時は、クリームを塗ったうえから、手には手袋、足は5本指ソックスを着用し、保湿と保護をする。

常にハンドクリームを持ち歩く、家の中の目につく場所にネイルオイルを置いておく、など、保湿を欠かさない工夫も必要です。

小まめに保湿を

高保湿の薬用ハンドクリーム。ハンドクリームは複数購入して身の回りに携帯し、常に保湿する習慣をつけましょう。アルコールフリーです。

乾燥しやすいお風呂の後は充分なケアを

熱いお湯に触れると肌は乾燥しやすくなります。特に長時間熱いお湯に触れることになる入浴の後は、充分なケアが必要です。

熱いお湯での長時間の入浴は皮膚が乾燥しやすくなります。ぬるめのお湯で体が温まったら手短に湯船から出ましょう。体を洗う際は、ナイロンのタオルでは皮膚への刺激が強いので、綿のタオルがおすすめです。

手足についた水分をタオルなどで拭うときは、皮膚をこすらずに優しく抑えるようにしましょう。

刺激が気になって体を洗わないのも良くありません。皮膚に汚れが残っているとそれが原因となって症状が悪化する場合もあるからです。やさしく丁寧に洗い上げ、そのあとは充分に保湿しましょう。

保湿用クリームの選び方

保湿用のクリームは市販のものでも、医療機関から処方されたもののどちらでも構いませんが、アルコールが入っている場合は乾燥をさらにひどくしてしまうので、成分を確認し、アルコールが含まれていないものを選びましょう。

高い保湿力で人気の馬油。こちらはたっぷり使える馬油のボディソープと保湿クリームのセットです。無着色・無鉱物油・アルコールフリーで安心して使えます。


副作用対策③ 保護

手袋や靴下で手足を保護

爪が薄く脆くなっていると、タオルなどが爪に引っかかってしまい、爪がはがれてしまうことがあります。爪を保護するためにも日常的に手袋や靴下を着用しましょう。薄手の綿製やシルク製のものがおすすめです。

こちらは肌に触れる内側はシルク、外側は綿の5本指ソックスです。

オーガニックコットン製のケア用手袋。通気性、吸汗にも優れているので暑い夏にも使えます。伸縮性があり締め付けないので、就寝時はハンドクリームを塗ってからこの手袋を着用するのがおすすめです。

爪は短く手入れする

伸びた爪は爪切りではなく、ヤスリで整え、短めの長さに保ちましょう。爪切りで切ってしまうと爪が割れたり二枚爪になりやすくなります。

プロの手を借りて、ネイルサロンで爪のケアをしてもらうのもおすすめです。

ジェルネイルは強度があるため爪の保護に適しているのですが、抗がん剤治療中は免疫力が落ちているので、爪とジェルの間に緑膿菌という細菌が繁殖してしまうことがあります。爪が緑色に変色するためグリーンネイルとも呼ばれます。

また緊急搬送で運ばれるようなときはジェルネイルはすぐにはがす必要があります。ジェルネイルは治療が落ち着いて爪の状態が回復してからにしましょう。

紫外線を避ける

紫外線は皮膚への刺激となり症状を悪化させます。外出時は日傘、手袋、長袖などで直射日光を避けましょう。日焼け止めを使用する際はアルコールが含まれていないタイプを選びます。

アルコールフリーの日焼け止めです。化粧下地にも使えます。顔だけでなく首やうなじにも忘れずに。小まめに塗り直すことも大切です。

ケガや虫刺されにも注意

ケガや虫刺されにも注意が必要です。乾燥している皮膚は、ケガや虫刺されが原因で炎症を起こしやすくなっています。

足先に負担のない靴を選ぶ

靴擦れも爪の症状を悪化させます。足先に負担がかかるヒールの靴や足先が出るサンダルはこの時期は避けます。靴を履く際は、素足ではなく綿の靴下で足を保護してください。長時間のウォーキングなど足先に負担がかかる運動も様子を見ながら行いましょう。

指先のささくれやひび割れを保護するために使う液体絆創膏は爪の表面を保護する役目もあります。しかし、液体絆創膏は爪の周りに傷やささくれがある場合、刺激を感じてしまうので、傷ができる前の予防的な使い方に留めましょう。

爪の症状が出てしまった時の対策

丁寧にケアを行っても、どうしても爪の変色や爪が脆くなってしまうことがあります。その場合はマニキュアネイルチップを使い、爪先の保護と共におしゃれを楽しんでしまいましょう!

爪の表面がでこぼこしたりしていると、ひっかかったり傷をつけやすくなります。マニキュアは、割れなどから爪を守る役割も果たせます。ただし、とるときに使用する除光液はアルコールが入っていて刺激になることがありますのでなるべく刺激の少ないものを選びましょう。

爪に優しい胡粉ネイル

胡粉(ごふん)とは貝殻から作られる顔料の一種で、古来より日本画などに使われていました。無臭で除光液を使わずに落とせる、爪にやさしいマニキュアです。すぐに乾くのもうれしいポイント。優しいレトロな色味も魅力です。

落とすときはアルコールか専用の除去剤を使います。アルコールのハンドジェルでも落ちるんです。(ただし、爪の周りに痛みや傷があるときはアルコールの使用は避けましょう)

ネイルチップとお湯で落とせる粘着剤

ネイルチップはドラッグストアのほか、ネットでも手ごろな値段で可愛いネイルチップがたくさん売られています。お出かけのときだけ使いたいときなどにお勧めです。気になるネイルチップの粘着剤ですが、お湯で落とせるタイプなども最近販売されています。これなら爪への負担も抑えられます。

爪はやがて生え変わります。爪に黒ずみや変形が起きてしまっても、保湿を丁寧に、時には爪先のおしゃれを楽しみながら、気長に新しい爪が生えそろうのを待ちましょう。

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