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抗がん剤の脱毛後に生えてくる髪がくせ毛、薄くなる 元の髪に早く戻すためのケア方法

乳がん情報サイトBC&Meでは、乳がんと診断されてから、治療、そしてその後の日常生活までをサポートする情報を発信しています。

抗がん剤による脱毛後にやっと生えてきた髪。

ところが多くの方で生えてくる髪の毛の髪質が変化してしまうことをご存じですか?

くせ毛やうねり、また以前より髪の毛が太くなってしまう、という現象が起きます。

一度こうなってしまった髪の毛は、元に戻す方法がなく、縮毛矯正をするか、くせ毛の部分を切り落とさなくてはなりません。

また前よりも毛量が少なくなってしまって、なかなかウィッグが手放せない、という方もいます。

せっかく生えてくる髪がそんな風になってしまうのはできるだけ避けたい!

BC&Me

髪質を変えないためには、脱毛期間中の頭皮ケアが大切です。

この記事では、

  1. 生えてくる髪の髪質が変わってしまう理由
  2. 髪質を変えないための頭皮ケア方法
  3. すでに髪質が変わってしまった場合の対処法

の3つについてご紹介します。

健康的な髪を早く取り戻すためにも今回ご紹介する頭皮ケアをぜひ参考にしてください。

Contents

抗がん剤による脱毛後に生えてくる髪がくせ毛? 薄くなる?

抗がん剤による脱毛後に新しく生えてくる髪の髪質と毛量は変化します

抗がん剤の副作用によって抜けてしまった髪は、抗がん剤のすべての投与が終了し、2~4か月すると再び生えてきます。

せっかく生えてきた髪の毛。ところが生えてくる髪に次のような変化が起こる場合があります。

髪質が変わってしまう!

  • 髪の毛にくせ毛、うねり、髪が太くなる等の変化が起きる
  • 脱毛前よりも毛量が減ってしまう

脱毛前はツルツルのストレートだった方も、新しく生えてきた髪が、うねっていたり、チリチリしていたり、太くなったりしてしまうのです。

一度クセ毛になってしまった髪は、もう元には戻らないので、切り落としたり、ストレートパーマや縮毛矯正をしないといけません。

また髪の毛が再び生えてきても毛量が足りないため、なかなかウィッグが手放せないという方もいます。

髪質や毛量が変わってしまう理由

では、なぜ新しく生えてきた髪の髪質や毛量に変化が起きてしまうのでしょうか?

それは脱毛期の頭皮の状態に原因があります。

頭髪が全くない時期の頭皮は、毛髪の栄養となる血液も頭皮に行きわたらないため、頭皮が硬くやせ細った状態になっています。

抗がん剤の投与が終了すれば髪は生えてくるのですが、そのときはこの硬く薄い頭皮をムリヤリ通ってこなくてはなりません。 髪はこの薄くて硬い頭皮をクネクネ曲がって通ってきます。この時についたクセが、髪が頭皮を通り抜けても残ってしまうためクセ毛の状態になってしまうのです。

頭皮が固いと伸びてくるときに髪にくせがついてしまう

また毛髪は血液から栄養をもらい成長していきますが、頭皮が固いと血行が悪くなり、髪に栄養が行き届かなくなるため、髪が生えづらくなり結果として毛量が少なくなってしまいます。

髪質を変えないための脱毛期間中の頭皮ケア

せっかく髪が生えてきても、髪質が変わってしまうなんて! なにか対策はないのかしら?

BC&Me

抗がん剤の脱毛期の頭皮用につくられた専用アイテムを使って頭皮ケアをしましょう!

抗がん剤の治療中でまだ髪が生えてきていない状態なら、抗がん剤の脱毛期の頭皮専用につくられたシャンプーを使いましょう。

おすすめはプレオスカルプシャンプーです。

プレオスカルプシャンプー
泡ででてくる プレオスカルプシャンプー

健康的な髪を取り戻すポイントは、脱毛中の頭皮を健康に保つことと、抗がん剤投与が終わってからの頭皮のマッサージです。

プレオスカルプシャンプーは、抗がん剤による脱毛でデリケートになった頭皮に優しい無添加処方

それでいていつもより皮脂や汗の分泌が盛んになるこの時期の頭皮の汚れをきちんと落とし頭皮を健康に保ちます。

泡で出てくるシャンプーなので、すすぎ残しもなく、洗った後の頭皮は乾燥することなくしっとりと潤います。

プレオスカルプシャンプーを使った脱毛時の頭皮ケアはこちらでくわしくご紹介しています。

すでに髪質が変わってしまった髪の対処法

抗がん剤の脱毛後に髪が生えてきていて、すでに髪質が変わっている場合は、今からではもうこの髪質を治すことはできません。

髪質がすでに変わってしまった場合の対処法をご紹介します。

縮毛矯正やストレートパーマをかける

生えてきた髪の毛の長さを活かしたいのならば、縮毛矯正やストレートパーマをかける方法があります。

ただし、あまり髪の毛が短い状態で縮毛矯正やストレートパーマをかけると髪の毛のハリが強くでてしまい、かえってまとまりにくくなる場合も。

髪の毛は1年間で15センチほど伸びますから、髪の毛が生え始めてから1年後ぐらいが縮毛矯正やストレートパーマをかける目安になります。

美容師さんに相談してみましょう。

くせ毛を生かした髪型を楽しむ

くせがでた髪の毛を楽しんでしまうのはどうでしょうか?

カットの方法次第ではくせ毛を活かした素敵な髪型になる場合も。

また縮毛矯正やストレートパーマでまっすぐな髪にするのではなく、緩めのストレートパーマでゆるい癖を残すのもナチュラルです。

美容師さんとくせ毛を活かした髪型について相談してみるのはいかがでしょうか。

ウィッグをかぶり続ける

抗がん剤による脱毛後に生えてきた髪の毛量が足りないため、ウィッグをかぶり続けている方もたくさんいます。

また生えてきた地毛よりもウィッグの髪型のほうに目が慣れてしまい、ウィッグを外すことに違和感を感じてしまうこともあります。

今は、たくさんのスタイルのウィッグを手頃な値段で購入することができます。地毛にこだわらずにウィッグをおしゃれにかぶり続けるのもよいですね。

大切なのは頭皮のマッサージ!

くせ毛や薄毛など抗がん剤による脱毛後に生えてきた髪の髪質が変わってしまうのはやせ細った頭皮が原因です。

頭皮が痩せた状態のままでは、いつまでもくせのついた髪が生え続けてきてしまいます。

健やかな髪の毛を取り戻すためには、頭皮ケア、特に頭皮の血行を良くするためのマッサージが大切になってきます。

丁寧な頭皮ケアで頭皮の状態が戻ってくれば、やがてくせ毛ではなく元の髪質の髪の毛が生えてきます。

丁寧な頭皮マッサージの方法や頭皮マッサージ用の育毛用のローション頭皮ケア用のブラシ、また心がけたい生活習慣などについてはこちらでご紹介しています。

抗がん剤による脱毛後に健康的な髪を早く取り戻すために

抗がん剤による脱毛後に生えてくる髪に髪質の変化がおきてしまう理由と、髪質を変化させないために、またすでに髪質が変わってしまった場合の対処法についてご紹介してきました。

まとめ:健やかな髪を取り戻すために
  • すでに髪が生えてきているなら

健やかな髪を取り戻すためには頭皮ケアが大切です。便利なアイテムを使いながら丁寧な頭皮ケアを習慣にしましょう。

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