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乳がんの抗がん剤治療で避けられない副作用が脱毛です。治療が決まったらさっそく脱毛の対策を始めましょう。
髪はどうやって抜けていくのかしら?抜けている間の対策は?
髪は7日間ほどかけてほぼすべての髪が抜け落ちます。まずはこの7日間の対策から始めましょう!
抜け落ちていく髪の毛の対策をしないと、部屋中が髪の毛だらけになって掃除が大変なことに!便利なアイテムも使いながら抜け毛の対策を行いましょう。
このページでは、髪が抜け落ちる7日間の過ごし方と5つの対処法をご紹介します。
抗がん剤の脱毛で髪が抜ける時期と再び生える時期
髪は抗がん剤の最初の投与から2~3週間後に抜け始め、抜けはじめから約1週間かけてほぼすべての髪の毛が抜け落ちます。
その後、抗がん剤の投与がすべて終了してから2~4週間後に再び髪は生えてきますが、これらの期間には個人差があります。
脱毛は女性にとってとても悲しいことですが、治療終了後しばらくすると再び生えてくるので、まずは脱毛期間を乗り越えるための対策を万全にしましょう。
抗がん剤による脱毛 髪が抜ける7日間を乗り越える 5つの対処法
1週間ほどかけて髪はほぼ抜け落ちますが、抜け落ちる髪の処理が意外と厄介です。髪の毛の処理を簡単にするための5つの対処法を紹介します。
①髪は脱毛前に2~3cmの長さに切っておく
まず抗がん剤治療の投与日が決まったら、髪をあらかじめ2~3cmの長さに切っておきましょう。
これは抜けた髪の処理を簡単にするため。そして短いほうが抜け毛の量が少なく感じられるので精神的なショックが軽くなる効果もあります。
髪を剃ってしまう方もいますが、抜ける毛の長さがとても短くなってしまい、抜けた髪で体がチクチクしてしまいます。髪を短く切る場合は、ある程度の長さを残しておくのがポイントです。
②お風呂場の排水溝にネットを設置
髪が抜け落ちるのは、お風呂で洗髪しているときが多いので、詰まり防止のために排水溝にあらかじめ髪をキャッチするネットを設置しましょう。100円ショップでも売っています。
③粘着クリーナーを準備
この時期は抜けた髪がどうしても部屋中に飛び散ってしまうので、床に落ちた髪をとるために粘着シートのついた粘着クリーナーを用意しておきましょう。こちらも100円ショップで購入できます。
髪は夜寝てる間にも抜けてしまいます。枕やシーツについてしまう髪の毛も粘着クリーナーで取り除きましょう。
④黒っぽい服を準備
抜けた髪が肩に落ちてしまうので、外出するときや人に会う予定があるときなどは、黒っぽい服を着ていれば目立ちません。
またニットなど毛足の長い生地は髪が生地に絡まってしまい後から取りにくくなります。目の詰まったさらっとした素材の服を選びましょう。
⑤使い捨てタイプの抜けた髪をキャッチするヘアキャップを用意する
抜け落ちた髪が部屋に散らばるのを防ぐための帽子を被ると、部屋の掃除がかなり楽になります。
ケアキャップ®は不織布でできた使い捨てタイプの帽子で、これをかぶることで抜ける髪をキャッチできるので、部屋中に髪が飛び散ることを防ぐことが出来ます。
色は黒と白の2色がありますが、黒を選べばウィッグや医療用帽子の下にかぶっても目立ちません。
使い捨てタイプなので、衛生面でも安心して使えますね。
ケアキャップ®は乳がん治療に必要なものが揃うオンラインショップBC Storeで購入できます。
髪の飛び散りを抑えるにはヘアキャップがおすすめです
抗がん剤によって抜け落ちる髪の毛の対処法を5つご紹介しました。
- 髪は脱毛前に2~3センチの長さに切っておく
- お風呂場の排水溝にネットを設置する
- 粘着クリーナーを準備
- 外出するときは黒っぽい服を着る
- 使い捨てタイプの抜けた髪をキャッチするヘアキャップを用意する
特に、抜け落ちる髪をキャッチするケアキャップ®はぜひ用意したいアイテムです。
ケアキャップ®は乳がん治療に必要なものが揃うオンラインショップBC Storeで購入できます。
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便利なアイテムを上手に利用して、脱毛期間を乗り越えましょう!